光さす庭にて。

日々何かしら綴っていきます。

【オカルト板】洒落にならない程怖い話『リゾートバイト』について振り返る。

今日はオカルト板の怖い話ネタ第5話目になります。

今回振り返る洒落にならない程怖い話『リゾートバイト』は

かなり長めの話になりますが、いつものようにここでは

僕が原文を引用しつつ話を進めていく形になります。

今回はうまくまとめるのが難しくていつもより長めかつ読みづらいかも

しれませんが時間がある時にでも読んでもらえたら幸いです。

それでも元の話よりはだいぶ短くはなっていると思います。

それでは始めていきます。

 

リゾートバイトは著者が大学3年生の時の話です。

夏休みが間近にせまり大学の友人5人で海に旅行しようという計画を

立てていたのですが、その途中で仲間の1人が

「どうせなら海でバイトしないか」と言い出しました。

5人中2人はゼミの合宿のため無理だったので、

著者含め残りの3人がバイトとして先に、残りに2人は客として

後から合流するという話になります。

 

3人はバイト先をネットで探してきて結局、友達同士歓迎かつ

ナンパの名所と言われる海の近くの旅館を選択します。

実際に電話を掛けてみるとトントン拍子に話は進み

途中で友人2人と合流するという話も快諾してもらえたので

これで当初の計画通りです。

 

そしてついにバイト組3人の出発日になります。

バイト先は2階建ての結構広めの民宿で一言で表現するなら

『田舎のおばあちゃんの家』だそうです。

建物名は○○旅館だけど○○荘の方が合っている感じ。

建物の中は客間が4部屋、食事用の広間が1つ、従業員住込み用の部屋が

2部屋の計7部屋があるそうです。

広間に通されしばらく待っていると従業員の美咲ちゃんと女将さんが

入ってきました。

美咲ちゃんは近所で育った子で、女将さんは恰幅がよくて

笑い声の大きなすごくいい人だそうです。

著者は女将さんがもう少し若かったら惚れていたと言っています。

この2人と旦那さん、著者と友人たち3人の計6人で働いていくことになります。

 

自己紹介などの後に客室は右の廊下を突き当たって左右で、

著者たち3人が泊まる部屋は左の廊下の突き当りだという説明を受けたのですが

ここで友人Aが「2階じゃないんですか? 客室って」と、

ふと疑問に思ったことを女将さんに尋ねます。

すると女将さんは「違うよ。2階は今使ってないんだよ」と笑顔で答えました。

結局著者たち3人は「まだシーズンじゃないから、そのうち開放するんだろう」

くらいに思ってたいして気にも留めなかったそうです。

 

3人が宿泊する部屋から景色を見ていると本当に気が安らいで

これからのバイトは大変かもしれないけれど、

こんなにいい場所でひと夏過ごせるなら全然いいと思ったそうなので

この時点では一応リゾートバイト選びは大成功と言えそうですね。

バイト生活が始まり1週間が経った頃にも「俺達いいバイトを見つけたよな」

なんて会話をしているので景観だけではなく仕事内容や人間関係的にも

恵まれていたのだと思います。

 

そんな時ふとした会話の中で2階の話が出ます。 

もうそろそろシーズンで忙しくなるだろうけれど2階は開放するのだろうかと。

著者とAはそんな疑問を抱いていましたが、それに対してBは

開放しないだろうと答えます。

Bは2階には女将さんたちが住んでいると思ったようです。

Bは夕時、玄関前の掃除を担当していて

女将さんが2階にご飯を持っていく姿をよく見かけるのでそう思ったらしいのです。

この時は筆者もAもそうなんだみたいな感じでなんの違和感も抱いていませんでした。

 

それから数日後、筆者がいつも通り廊下の掃除をしていると

客室から女将さんがこっそり出てくるところを見つけます。

女将さんは基本的に客室の掃除などはせず、そこは美咲ちゃんの担当だから

何か怪しいと思ったそうです。

正直ここのくだりは突然怪しいとか目を疑ったとか書かれていて

よく分からないのですが、女将さんが客室から何か盗んだのではないかとか

そういう疑念を抱いたということでしょうかね。

 

まあでも何にせよバイト期間は残り1ヶ月近くあるから見て見ぬふりをするか

否かを3人で話し合ったそうです。

女将さんの後をつけてみるとか残りの仲間も今後合流することに

なってるし穏便にとか色々と意見が出たようですが

最終的にはなにか不審なものを見たら報告するという結論になりました。

 

その次の日の晩、Bはなんと女将さんが2階に上がる様子を最後まで

見届けたと報告します。その間5分。

女将さんはいつも著者たちと一緒にご飯を食べているのに、

お盆にご飯をのせて2階に上がるということは

やっぱり誰かが2階に住んでいるのではないかとBは持論を展開します。

でも3人は何も聞かされていないし当然「2階には何があるのだろう?」という

気持ちが強くなっていきます。

 

そして更に翌日、3人はこっそり女将さんの様子を伺います。

するとBの言った通り、5分ほどで戻ってきてお盆の上のご飯は空だったそうです。

ここでもう3人は好奇心を抑えきれなくなって2階に行く決意をします。

2階に続く階段のドアを数センチ開けるとBが顔を歪めて手で鼻をつまみました。

何かが生ごみのように激しく臭うとのことですが、著者とAは何も感じません。

Bにドアをもっと開けたらと分かると言われて一気に開けてみますが、

それでもやはり2人には何も感じられず、Bがふざけてるのではないかと思います。

 

結局においはBの気のせいだろうということで決着しますが、

ドアの奥は狭くて人が1人通るのがやっとということに気づきます。

AとBは1人で2階に上がるなんて無理だというので著者がいくことにしました。

ただ好奇心と同じだけの恐怖心もあったと著者は語っています。

以下、階段を上った際に起こったことを要約して赤文字にしておきます。

 

階段には電気はなく外からの光が差し込み、薄暗い感じ。

途中からパキッパキッと音がするようになる。

古い家によくある床のなる現象だと思い込むが、段々音が激しくなり

どうも自分が何かを踏んでいる感触がある。

虫かとも思ったが動いている様子もなく、暗くて確認も出来なかった。

 

何度振り返ったか分からないが、途中から下の二人の姿が薄暗い影に

見えるようになった。ただ「大丈夫」のサインの親指は立ててくれていた。

そしてとうとう突き当たりに差し掛かった時に生ごみと下水のにおいが

混じったような強烈な異臭がしてきた。

その時、目に飛び込んできたのは突き当り踊り場の角に

大量に積み重ねられたご飯だった。

異臭のもとはこれで何故気づかなかったのかというくらいにハエが飛び交っていた。

 

この時すでに半狂乱のようになっていたが、2階の突き当りのドアの淵には

ベニヤ板みたいなものが無数の釘で打ち付けられていて、

その上から大量のお札が貼られているのを発見。

さらに打ち付けた釘に細長いロープが巻き付けられている。

明らかに何かを閉じ込めていますという雰囲気全開。

そこで初めて自分のしたことは間違いだったと思った。

帰ろうと思い、踵を返すと突然背後から

『ガリガリガリガリガリガリガリ』という音が聞こえてきた。

ドアの向こう側で何かひっかいているような音。

さらには不規則な呼吸音も聞こえてくる。

 

恐怖で進むことも振り返ることも出来ず立ちすくむしかなかった。

眼球だけがキョロキョロ動いて、冷や汗で背中はびっしょり。

その間も異音や呼吸音は続いた。

さっきまでドアの向こう側で鳴っていたはずの音が天井裏から聞こえてきた。

そんな中一瞬、視界の片隅に動くものが見えた。

恐怖で見ようか躊躇したが意を決して目をやるとそれはAとBだった。

 AとBの呼びかけが聞こえてきてそこでようやく体が自由になり

一目散に階段を駆け下りた。

 

上記のことが著者が2階で体験したことになりますが、

AとBの証言とは食い違います。

3人は無事、部屋に戻ったわけですが著者はAに

「お前、上で何食ってたんだ?」と聞かれます。

著者はそんなことした覚えがないのに何かを必死に食べていたとのことです。

BもAと同様に著者のその姿を見ています。

 

しかし自分の胸元を見ると大量の汚物がくっついていて

そこから食べ物の腐ったようなにおいがして著者は一目散にトイレに

駆け込むことになります。

著者は記憶もしっかりしているしあの恐怖体験も鮮明に覚えているのに

どうしてと思うのですが、状況からするとAとBの言うことが正しいようで

気が狂いそうになったと発言しています。

 

話は食い違ったものの、それでもAとBが最後までちゃんと話を聞いてくれて

少しホッとするのですが、気が抜けたからか何か足がヒリヒリことに気づきます。

どうしたのかと見てみると細かい切り傷が大量に出来ていたそうです。

目を凝らすとプラスチックの破片のようなものが所々に付着していました。

それはよく見ると爪でした。

ここで著者は合点がいきます。ガリガリという音も

階段を上る時のパキパキっていう音や何かを踏みつけていた感触の正体も

すべては爪だったのだということに。

3人はここでもうあれこれ考えても仕方がない、バイトを辞めようと決意します。

もちろん余計なことは言わずに。

 

次の日の朝、携帯のアラームが突然鳴りました。

時間をみるといつも3人が起きる時間だったので

何もおかしなことではないのですが、Bの体がビクンとなって

相当怯えているのが伺えたそうです。

そこで著者は昨日Bが言っていた言葉にふと疑問を抱きます。

Bは「ごめんな。俺なんかよりお前の方が全然怖い思いしたよな。

それなのに俺がこんなんでごめん。助けにいかなくて本当ごめん」と

言っていたそうです。

でもよくよく考えると実際に恐怖体験をしたのは著者であって

AとBは下で眺めていただけじゃないかと。

 

それでも著者は恐怖体験から相手の言葉に過敏になりすぎてるのかなと

思ったくらいで深くは詮索せずにいました。

しかしその後のBの怯えようは半端なくささいな音の1つ1つに反応したり

著者の足の傷を食い入るようにじっと見つめたりと明らかに様子が

おかしかったそうです。

心配したAがBに大丈夫かと声をかけますが、Bは突然激昂します。

著者もBも死ぬような思いをしたのに何も知らないAが心配したふりをするなと。

 

どういうことなのかとBに尋ねると、あの時著者以外の影が

3つか4つ見えてそれが動き回っていたのが見えたそうです。

話しているうちにBも多少落ち着きを取り戻してきましたが、

まだ明らかに無理をして笑顔を作っていて何かを隠しているようです。

でもBがあえて何かを隠すということはよっぽどのことなので

怖くて聞き出せませんでした。

ここで朝食の時間になります。

著者とAは食事へ、Bは朝食を取らずにPCで調べものをすることに。

食事中、女将さんはずっとニコニコしながら著者を見ていたそうです。

 

結局その後、3人は女将さんにバイトを辞めさせてくれと告げるわけですが

拍子抜けするほどすんなり認められて茶封筒と巾着袋を3つ受け取ります。

美咲ちゃんはおにぎりを渡してくれました。

こうして3人はタクシーで旅館をあとにします。

 

旅館から少し離れるとBは運転手に行き先を変更するようお願いしました。

またキレられても困るので何も聞けず、そうこうしてると旅館の旦那さんが

軽トラックで追いかけてきていることに気づきます。

タクシーの後ろにピッタリくっついて走ってきたと書いているので

僕は正直怖いなと思ったのですが、旦那さんは忠告しにきてくれたみたいです。

Bと旦那さんがなにやらよく分からないやりとりをするのですが

・Bの主張:何かが見えていて、これからお祓いにいく。

・旦那さんの主張:お祓いでどうにかなるかは分からない。

 事の発端を知る人のところに連れていくからついてこい。俺を信じろ。

ということで旦那さんに従うことになります。

 

軽トラックに揺られ着いた場所は普通の一軒家で

横に小さな鳥居が立っていて石段が奥の方に続いていたそうです。

ここでお坊さんから説明をされます。要約すると

あの2階には人ではないものがいる。本来なら人には感じられないもの。

Bに見つけてもらえたのが嬉しくてついてきている。もう時間がない。

そして憑き物を祓うために3人は石段の先にある小屋に連れてこられます。

小屋には一晩入るそうですが、明かりは一切なく夜が明けるまでは

言葉を発してはならないことを伝えられました。

もちろん携帯電話もだめ。食べるのも寝るのもだめで

用を足したくなったら渡された布の袋に。(液体は漏れないらしい)

 

いざ小屋に入ろうとするとBが突然吐いたそうです。

お坊さんに誰かから何か受け取ったかと聞かれて給料袋と巾着袋も

受け取ったと答えると中を開けてみようということになります。

お坊さんがまず巾着袋を開けるとなんと大量の爪の欠片が詰まっていました。

あの時に著者の足に張り付いてもの一緒だそうです。

すべての荷物をお坊さんに預けると今度はちゃんと中に入ることができました。

中に入った3人にお坊さんは更に注意事項を伝えます。

・扉を開けてはいけない。明日の朝まで誰もここには来ない。

・壁の向こうのものと会話してはいけない。言葉を発してはいけない。

 居場所を教えてはいけない。

これらを必ず守るようにと。

 

最初のうちは中に明かりはないとはいえ、

お昼だったので外の光が隙間から入ってお互いの顔も認識できるし

わりと余裕があったようですが夜のなると怖いですよね。

そして夜になると外から「Bくん」と呼ぶ声が聞こえてくるんですよ。

著者はすぐに誰の声か分かったと言っています。

その声の持ち主は美咲ちゃんでした。

なおも「Bくんおにぎり作ってきたよ」と言ってきます。

抑揚がまったくなく機械のようなトーンだったらしいです。

その後も「Bくんおにぎり作ってきたよ」と「いらっしゃいませー」を

何度も何度も繰り返し言ってきたそうです。

 

恐怖はそれだけにとどまらずに扉をこじ開けようとしてしてきます。

はじめはガタガタと、そしてだんだんエスカレートしてガンガンと

体当たりするような音も響いてきます。

こんなの自宅でもどこでも怖いですよね。ドアノブガチャガチャとか

ドアノックをドンドンされるのとか日常生活の中でもきっとトップレベルで怖いです。

 

この時ふと隙間を見ると月の光に照らされて

外にいる『もの』の正体が見えました。

真っ黒い顔に細長い白目だけが妙に浮き上がっていたそうです。

そしてガンガンという音は体当たりしているのだとばかり思っていたけれど

頭を壁に打ち付けている音だったそうです。

白目をむき出しにして頭を壁に打ち付けながら、

それでも淡々としゃべり続けていたというのだから不気味ですね。

最終的には夜が明けるまで3人は恐怖に耐えて助かったとのことでした。

 

ここまでが一応リゾートバイトの怖い経験の話で実は続きもあります。

続きでは一連の人間ではないものの正体的な話やそれにまつわる話などが

お坊さんから語られますが、この記事では割愛しようと思います。 

今回元スレが探せなくてまとめもどれを貼ればいいか迷ったので

続きを読みたい方や原文を一通り読みたい方は「リゾートバイト 怖い話」などで

検索するとすぐ出てくると思うので検索してみてください。

※後日何かしら加筆修正はするかもしれません。

 

 きさらぎ駅の記事はこちら。

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www.sajikibou.com  隣の空き部屋から変な声が聞こえるスレの記事はこちら。

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