光さす庭にて。

日々何かしら綴っていきます。

2018年上半期に読んだ本一覧と面白かった作品のピックアップ。

最初は年末にまとめて1年分書こうかなと思ったけれど

あんまり量が多くても大変だし前半に読んだ本は

記憶が薄れてしまいそうということで上半期と下半期に分けて書くことにしました。

今現在読んでいる本はタイミング的なこともあるので下半期の方に計上します。

 

まずは読んだ順番に一覧を載せていきます。

2018年上半期読んだ本一覧

悪の教典・上/貴志祐介

悪の教典・下/貴志祐介

パイルドライバー/長崎尚志

追悼者/折原一

チェインドッグ/櫛木理宇

鬼畜の家/深木章子

乙霧村の七人/伊岡瞬

209号室には知らない子供がいる/櫛木理宇

逃亡者/折原一

屍人荘の殺人/今村昌弘

毒殺者/折原一

行方/春口裕子

沈黙の教室/折原一

暗闇の教室〈1〉百物語の夜/折原一

暗闇の教室〈2〉悪夢、ふたたび

消失!/中西智明

天使のナイフ/薬丸岳

愚者の毒/宇佐美まこと

犯罪者・上/太田愛

犯罪者・下/太田愛

Aではない君と/薬丸岳

形影相弔・歪んだ忌日/西村賢太

 

ピックアップ作品

1『屍人荘の殺人』

この作品はデビュー作にして

「このミステリーがすごい!」

「週刊文春ミステリーベスト」

「2018本格ミステリベスト10」

の三冠を取ったそうで話題性としては素直にものすごいなと思いました。

ただ今回ピックアップしたのはそういうこととは関係ないです。

 

このブログでもちょいちょい書いているのですが、

僕は国内クローズドサークルものが1番好きなんです。

そしてこの時代にクローズドサークルものによく挑戦してくれたっていう

喜びみたいなものと実際、久しぶりにクローズドサークルものの新作を

楽しむことが出来たのでピックアップしました。

 

ネタバレはしたくないので詳しいことは書きませんが、

クローズドサークルを構築するためにけっこう無茶な設定があったので

そこを受け入れられなければ楽しむのは厳しいと思うし、

読後に実際レビューを見てみるとその点やっぱり賛否両論ありましたね。

でもこれだけ発展した現代にクローズドサークルを展開させるなら

ある程度の飛躍みたいなものは受け入れなければいけないかなと思います。

 

少し気になったのはボリュームがもうちょっと

あってほしかったなという点でしょうか。

それも裏を返せばそれだけ面白かったから物足りなかったとも言えるのですが。

ただ登場人物の掘り下げもあまりなかったので、もうちょっとそのあたりの

描写が豊富だったらより感情移入しやすかったと思います。

 

 

 2『犯罪者』

 こちらは主人公たちが暗殺者に狙われながらも事件の真相を追うっていう

話なのですが、上半期読んだ本の中で1番面白かったかもしれません。

上下巻があるくらいなのでボリュームも十分ですが

無駄な引きのばしみたいなものもなくテンポがよくて

次々ページをめくっていけました。

手に汗握るタイプの作品が好きな方にはお勧めできそうですね。

少しずつ謎が解けていくのも面白いしとてもバランスがいい作品だと思います。

 

 

そんな感じで今期もほとんどの本がミステリですが、

ネタバレを意識するので書きづらいですね笑

ピックアップ作品以外でも実際にあった事件をモチーフにしたような

逃亡者/折原一あたりはけっこう面白かったです。

どの事件がモデルかというと整形してあちこち逃げ回った女が

時効寸前に逮捕されたあの事件です。

 

まあそんな感じで次は年末あたりに下半期もやる予定です。

 

太田愛『幻夏』についての記事はこちら。

www.sajikibou.com

  

クローズドサークルネタの記事。

www.sajikibou.com